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考えないということ

久しぶりの更新なので、あんまり飛ばさず足慣らしで参ります(笑)



古今東西、推理小説のなかの名探偵といえば誰を思い浮かべますか ・・・?

日本で結構有名な(モチロンお話のなかで) 探偵さんについて
私ちょっと思っていたことがあるんです。

その人、名探偵ってことになってるけど、迷探偵だと思うんですよ。


だってね、その人、事件を未然に防ごうって全くしていないんです。
傍観どころか、「たぶんコイツ犯人」って目星がついていたりしても
自分の推理が当たっているかわかる(つまり次の殺人が起こる) まで警察に言わなかったり、
なにか手がかりになるようなものを見つけても自分だけで握っちゃって、
事件が終わるまで出さなかったりしてるんですよね。

それで未然に防げてるんならいいけど、
アンタのしてることって、全部終わった後で解説してるだけじゃん ! !
探偵じゃないじゃん ! !


ここで作者論をぶつつもりはないから全く作者については調べていないけど、
たぶんこの作者さんは『はじめにトリックありき』の推理作家さんなんだろうと思うの。
このトリックをどうやって使おうかな~♪ ってところから始まるから
動機がちょっとね・・・だったり
このトリックが成功する確率は(殺人を重ねれば重ねるほど) ほとんどないよね・・・だったり
この展開ってストーリー的にどうなの・・・だったりするのだけれど、
まぁそれはね。
そんなの補って余りある魅力が他にあるから、そこは突っ込まないけどね。


この探偵、作中で自分のこと「名探偵」って言っちゃってるんですよ ! ! !
自分で自分のことをですよ !?
やめてぇ~ ! ! こっちが恥ずかしいよ~~ ! キャ~。

物語のなかでも、(アタシが警察関係者なら、絶対彼を「名探偵」とは呼ばないなぁ)
現代のマスコミに表現されるときも、
彼は「名探偵」ということになってるんだなぁ。
不思議だなぁ。
そう紹介されちゃうと、そう思って見ちゃうんだなぁ。


そういう鑑賞の仕方もいいかもしれないけど、
まっさらの自分の目と耳と頭で考えるのもなかなか面白いよ。

例えばね、このインフルエンザの騒ぎね。

○万人死ぬとかなんとか発表されて、マスクが売り切れた。
マスクして手洗いして予防しよう ! ってすごく推奨してるけど、
でもウイルスって髪の毛や洋服にもくっついて家の中に入ってくるんでしょ ?
それじゃぁマスクだけじゃ防ぎきれないんじゃね?

罹っちゃったひとが、やたらウイルスを飛散させないようにマスクをするっていうなら
とっても効果があると思うんだけど。

だから予防したいんなら、マスクより自分の免疫力を上げることだよ。
体力を落とさないように夜更かしとか控えて。
粘膜をサポートする食材を意識して摂るとか。

ニュースで言ってたから、って無条件でマスク買い占めてワクチン打って、
それでほんとにいいのかな??




・・・・・でも、実はこの探偵さんのシリーズは大好きで、文庫本もDVDも結構・・・持ってます・・(*^^*;)
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