ノーリード・みたび
『 リードを付けないのは、信頼しているから。そしてそれを確かめられるから。
その代わり自分は四方八方に気を配り、安全に気をつけている。
( 犬よりも先にあらゆる事に気がつくように )
きちんと脚側するのでまわりの人から何度も誉められた。
( 周囲からウチの仔のノーリードは認められている ) 』 と。
ちょっと、そりゃアンタ、違うでしょう ! !
目も耳も鼻もすべてが犬に劣りテレパシーすら使えない人間が、
どうして犬より先に危機を見とおせるなどと言えるでしょう。
通りすがりに 「アラおりこうね♪」と褒められたからって、いい気にならないで下さい。
誰だって褒め言葉より苦情は言い辛いものです。
黙って我慢をしている人がたくさんいるはずです。
ヒトと犬との繋がり (信頼) って、そんなもんじゃはかれないと思う。
街中をノーリードで歩けて、それがなんなの !?
神経をとがらせて散歩して帰って来て、どうして満足なの ?
知らない誰かに恐怖や嫌悪を与えるかもしれないノーリード。
街中で遂行する人はただの躾自慢。
だってそんなにおりこうなら、リードが付いていたっていいわけじゃん。
ずっと脚側してるんならさ。
ノーリーダーに何を言っても
「ウチの仔はきちんと躾されているから大丈夫。」 の一点張り。
ノーリードの技術とやらの弁舌はぶつけど、
マナーや思い遣りについて尋ねるとノーコメント。
ひとへの思い遣りが足らない人が、犬とは信頼の絆で結ばれているなんて
片腹痛い。
04/03/03